海外通販体験記1(amazon.com)-トーナメント・チェスセット購入
注:本記事は2016/02/28 21:46にBloggerへ投稿したものをHatenaBlogへ移設し、加筆・修正したものです。
1組目:トーナメントセット(盤・駒)
チェスを始めて1週間くらい経ち、盤・駒が欲しかったのでセットの購入を決める。
しかし日本のamazon.co.jpで「チェスセット」などで検索してみてもうまくヒットしなかった。
どうやら実際のチェス大会で扱われるものには規定のサイズというものがあるらしく、それに則った一式モノは「トーナメントセット」と呼ばれるらしい。
チェスの駒は「チェスメン」。チェスの盤はそのままチェスボード。
とはいいつつ、素材からしてチェスシートと呼んだほうがしっくりくるが。
当然ながらこの正式名称でamazonJPで検索してもヒットしないので、やむを得ず筆者はアメリカのamazon.comを利用した。
購入したもの
Wood Expressions Deluxe Tournament Chess Set with Canvas Bag and Triple Weighted Chessmen
Dvoretsky's Endgame Manual (4th Edition)
以下は利用時の注意点。
- amazon.co.jpとamazon.comのプライム会員は別々である
- amazon.comのプライム会員は30日無料だが、手動で解約しない場合は30日を越えると自動的に更新される
- 無料期間内にきちんとプライム会員を解約すれば、料金は発生しない
- プライム会員でも送料無料ではない
- 送料は商品の点数や重量によって変動する
- 商品検索の際は左にある検索設定の「Ship to Japan」のチェックを入れること(画像参照)
注文~到着まで
[2015年12月31日]
amazon.comのプライム会員に登録し、商品を注文した。
15営業日くらい掛かるという表記があったので、1月22日までに着く予定という事になる。
配送方法は、送料が一番安いものを選択した。
米Amazonの3種類の輸送方式の中では一番遅い(値段が安い)ものを選んだ。
→予定では1月20日着だったので、予想より1週間早く到着した。
[2016年1月14日]
自宅に商品が到着した。予定では1月20日着だったので、予想より1週間早く到着した。プライム会員という事で到着が少し早かったのだろうか?
返品手続をするような大きなトラブルも無かったので、プライム会員を解約した。
感想
[ボード]
- 表面はビニルで裏面は化繊のようだ。単純なビニル製の将棋マットよりは折り癖はつきにくいが、反対に強い力が加わると元に戻りにくそう。
- 一般的な事務机のサイズなら問題なく置ける。
- 端に青いインク移りのような印刷汚れあり。(画像の右上)Amazonレビューで低評価されている要因になっていた。
- ボードを巻きつけるための付属していた透明な筒は、バリが結構ある。筒そのものはすぐ捨ててもよさそう。
[ピース]
- クイーンの王冠部分は非常に鋭利。指に刺さりそう。親子でプレイするなら、開封時に棒ヤスリで角を整えたい。
- 予備クイーン付き。(同じ形状)重量が最もある駒はルークで約60グラムだった。重量的には軽すぎると逆に収まりが悪そうなので、これがいいのだろう。
- 裏のフェルトは厚みがあり、重量感と滑りのバランスが丁度よい。
[セット付属の収納バッグ]
- 細長い形状。今回セットについてきたビニール製なら問題ないが、分厚いマウスパッドのような製品は所定の場所に入れるには工夫が必要そう。
- ピースと時計をしまう収納部分のチャック部分は、1個でなく2個ついてて欲しかった。
2組目:日本の実店舗にて
その後、2組目のトーナメント・セットを追加で購入することにした。
理由としては、実際の盤に並べて検討する際に、長い変化手順を進めるのが1組だけでは巻き戻すのに時間がかかると思ったので。
(盤駒を2組並べて検討するやり方は将棋の研究のときに用いていた)
今回は国内通販のチェスサイト、チェックメイトジャパンさんの実店舗にお邪魔した。
木製の盤や駒を見るのは初めて。あまりの雰囲気のよさに思わず『これください』と口に出そうになるも、なんとか当初の予定通り「ベーシックセット」と棋譜用紙を購入した。ボードは前述したマウスパッドのような素材。
店主さんは物腰の低い口調で製品の比較にも丁寧に対応していただき、今後の参考になった。